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2007-03-11

水辺の教室最終回 2007.3/10~11

いよいよ5年目の水辺の教室も最終回を迎えた。

最終回は全員揃って元気に卒業!そう願っていたが、3月に入って急に冷え込んだためか、風邪・インフルエンザが流行っており欠席がめだった。

他にも家の用事や習い事の発表会などと重なって、最終日はいつもの3分の2ほどの人数になってしまい、ちょっと寂しい最終回となってしまった。 

今の子どもたちは本当に忙しい。                

一日目は吉野川の土手にみんなで春を見つけに行った。

今年は例年より早く訪れた春。

時期が遅すぎるかと心配していたツクシはまだまだ小さかった。

他にノビル、菜の花、カラシナ、タンポポ、カラスノエンドウ・・・たくさん採った。Dscn0361_1

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野草採りをしているとてんとう虫がたくさんいることに気づいたり、吉野川の青さ、春の風、匂い、いつも気づかないことを感じることができる。

ツクシも場所によって随分大きさや数が違っていた。

採りに行く前は、「えぇ~遊びたい」「面倒くさい」なんて言っていた子どもたちも、ぽかぽか陽気の中、いつの間にか野草採りに夢中になっており、帰ってきた時には食べきれないほどの野草がずらりと並んでいた。

ゼンマイ採りにいったチームはなぜかキンカンの実がたくさんなった枝をたくさん抱えて戻ってきた。

どうやらお目当てのゼンマDscn0392イはなかったようだ。

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さっそく野草の下ごしらえをする。

ツクシのはかまをとったり、ノビルの土を落としたり・・・

種類ごとに分けてどんなものが採れたか観察。

あまりの多さに子どもたちはすぐに飽きてしまい、気づいたらスタッフが必死にやっていた(笑)

 

お昼ご飯を食べた後は、みんなで真竹を取りにいった。

一人一本ずつ、自分の背丈ぐらいの長さに切ってくる。

これを使って卒業記念品を作るのだ。

夏のキャンプで第十堰に手長エビを捕りにいった。そのエビ網を自分で作る。

また家族で吉野川に遊びに来てほしい。そんなスタッフの思いが込められている卒業記念。エビ編みをさっき取ってきた竹に針金で留めるだけでマイエビ網の完成!これがなかなか子どもたちには難しい。

手先が器用さと力とちょっとしたコツが必要。

いつの間にかおっちゃんの前に長い行列ができていた(笑)。

 

エビ網ができ次第、神社や土手へ遊びにでかける。

そのまま竹を使って笛づくりをする子。部屋の中で本を読む子。神社では恒例の陣取り、缶蹴り、氷鬼ごっこ、ブランコ・・・陣取りはいったい何回やっただろうか・・・何度やっても飽きない。

スタッフはバテバテ・・・休憩させて!という言葉も届かない。

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土手では斜面とダンボールを利用した滑り台が完成。いろんな格好で転げ落ちる。

疲れ果てるまで懲りずに遊んで・・・

本部からは「いつ帰ってくるのか?」という催促の電話が・・・。

夕食が完成するまで、外では野草の料理が始まる。

つくしのニンニクバター炒め、カラシナの炒め物、タンポポサラダにのびるは茹でてしょうゆマヨをつけて食べる。

タンポポの根っこはローストしてタンポポコーヒーに。見た目はコーヒーで味は癖もなくほうじ茶のように香ばしくてとてもおいしかった。

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飯の後は数人がこっそりエビ採りに。

でっかいうなぎを発見し、急いでヤスと網を取りに帰る。「まってろよ~大ウナギ」と興奮して戻ってみるが・・・逃げられる。

仕方なくまだ小さいえび、小魚をとる。

ウナギは逃したが、大きなウグイをつかまえて自慢げに帰ってきた。

もちろん自分たちで三枚におろし、バター焼き。うまい!

 

夜は一年のふりかえり。今までの写真をスライドで見る。

忘れているかと思っていたら、意外にみんな1つ1つ覚えていて、わいわいがやがや楽しいスライドショーとなった。

続いておっちゃんによる吉野川講座。昔の吉野川。

とても興味深い話だったが・・・小さな子どもたちは疲れ果て、どこからともなく寝息が聞こえてきた(笑)

 

夜中は寝付けない子どもがこそこそヒソヒソ・・・いったい何時から起きているのか。

 

朝はやっぱりおっちゃんくの牛乳をもらいに行き、ペットボトルをふりふりバターをつくりながら帰ってきた。

 

2日目はいよいよ一年間のまとめ。

グループにわかれて吉野川マップをつくる。

班ごとに工夫をこらし、思い思いのマップが完成!

しかし水辺の教室はこれで終わりではない。ここからが重要。

今度は一人一人が頭を悩ませながら、「自分が大人になった時、こうだったらいいなぁ~と思い描く未来の吉野川」「そんな吉野川にするために自分ができること」を考えて文章や絵にする。

自分の思いをかたちにする。そして人に伝えることの難しさ。

大人でも大変な作業を自分と戦いながら必死で頑張っている子どもたちの姿はとてもかっこよく見えた。

すぐに完成してしまった子もいれば、最後まで苦しんでいる子も。

苦しい作業ではあるが、自分自身の思いなので誰も手伝うことはできない。スタッフは見守るしかないのだ。

あの戦っているときの子どもの顔。きっと忘れられないだろうな。

 

Dscf3887 午後からの発表会。お父さんやお母さん、おばあちゃん、妹や弟。みんなの前で発表するのはこれが初めて。

子どもたちの手や足。声がふるえている。緊張がこっちにも伝わってくる。

一人一人が自分の言葉で思いを伝えることが、水辺の教室最後の試練。その試練と戦っている時の姿。

終わった時のほっとした表情が今でも思い浮かぶ。

本当におめでとう!やったね。

水辺の教室を卒業しても、たくさんのことを感じ・考え、自分の思いを人に伝えられる人になってほしい。

そして、吉野川のことを家族・友達、そして自分の子どもに伝えていってほしいと願う。

今年もまたゆっくり吉野川の波紋が広がっていく。

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