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2007-05-08

野生の呼び声

 先日、巨大ナマズと出会いました。静かに岩の間に追い詰め、ヤスで体を貫通させるまで突くも、猛烈な暴れによって振りほどかれ逃げられました。その瞬間、体の奥底に眠っていた野生が目覚めました。

 ということで、手負いのナマズを捕まえるべく、翌日の晩に防水ライトを持って出かけました。マキロン、スミス、たくやとスーザンというメンバーです。

 夜なので、当然、水の中は真っ暗です。そこを防水のライトで照らしつけると、昼間とは違った水中の世界をみることができます。そこらじゅうを活発に泳ぎ回っているのは、ムギツクです。これは昼間はほとんど見られません。

 そして夜行性の生物、モクズガ二。簡単に捕れるのではじめのうちは、喜んで捕るのですが、次第に飽きがくるので、その後は目にもくれません。

 岩と岩の隙間に、ひれをひらひらさせているのは、これも夜行性のウナギです。15分ほど岩の隙間に手を差し込んで格闘するも、残念ながら捕まえられませんでした。この日のために、ぼくはウナギバサミなるものを手に入れました。また見せてあげます。

 続いて昼間は元気な、コイやフナなどの比較的大きな魚は、水草や岩の陰に隠れて眠っています。ライトを照らしつけても目を覚ましません。どんどん近づいて1メートルぐらいの距離まできても、気づきません。手に持っているヤスを使えば何なく、捕まえられるのですが、今夜の目的は彼らではない。

 この時点では、小さな魚や日中目にする魚には目もくれなくなります。捕ろうと思えば、いくらでも捕れるのに、それよりも大きな獲物がいるからです。

 夜行性のナマズは、昼間とは比べ物にならないスピードで軽快に泳ぎ回っています。その周辺では一番流れが速い、流れ込みのところで元気よく泳ぎまわっています。これは新たな発見です。昼間、深い淀みで過ごしているナマズは、夜行性と言われるだけあって、活発に川の流れにのって泳ぎ回っているのです。

 約100メートルの瀬と淵の間で、5匹のナマズを見ました.。しかしどれが先日、傷を負わせたナマズかはわかりません。1匹に狙いを定め、流れ込みの下流部で待ちました。流れ込みは、水の音が大きく、泡立ちがあるので、こちらの存在を魚に気づかれにくいのです。

 やはり目の前、1メートルのところに巨大ナマズがやってきた。足ひれを静かに動かし、距離を詰める。迷い無くヤスを発射。肉を貫いた感触、ヤスの先端が貫通して川底の石にあたる。頭部やや下を貫いている。やった!と思って、ここで気を抜いてはいけない。ここからが勝負なので、川底に先端を突き刺したまま、暴れるナマズの頭をこぶしで殴りつける。水中なので、思ったように力が入らない。横に落ちていた、手のひらサイズの石を拾い上げ、再び、頭を殴りつける。

 ようやく彼はおとなしくなり、ぐったりうなだれています。1メートルの大物かと思いきや、水からあげてみると思ったよりも大きくはありません。

 そこでようやくときの声をあげる  「捕ったど~!」

 いかんいかん、夜中だった。これまで約2時間、あっという間の2時間でした。

 まだまだ捕りたい気持ちを残して、もう深夜0時を迎える、夜突き漁なのでした。(つづく)

スーザン

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