河童sスクール★in鮎喰川(その①)
2007.9.15 sat ~ 17 mon
河童sスクールin鮎喰川を開催しました♪
7月に予定していた鮎喰川キャンプ。
台風4号マンニイ直撃のおかげで9月に延期となった。
秋の三連休は運動会シーズンということでキャンセルが多数。
今回参加した河童くんたちは10名!といつもの半分。
ということで、のんびりゆったりアットホームなキャンプとなった。
はずだった・・・・(笑)※後程解説
10人全員男。
2班に分かれ、ベテラン中学生のかずや・あきに全てを任せる。
頼りにしてますよ!!班長!
「え~~まじ~(T_T)」とお二方。
夏の鮎喰川と違って透明度は抜群!
上から覗いてみると、2,3mあるところでも底まで透けて見える。感動の叫び!(^^)!
さっそく飛び込む。
潜ってみると、鮎を始めたくさんの魚たちがキラキラ光りながら泳いでいる。
いつの間にかライフジャケットを脱いで、それぞれ武器を持ち魚を追いかけ回す。
初参加の子たちは恐る恐る水に入り、ベテラン勢は目の色を変えてひたすら潜る。去年より今年、前回より今回。いつの間にか潜るのもうまくなっていることに気づく。たくましいなぁ!!うれしいなぁ(~o~)
飛び込み隊・釣り・潜り・・・カヌー皆好き勝手に鮎喰川をカラダで確かめる(笑)
「うぎゃ~」とだれかの叫び声。
何々??とかけつけるがシュノーケルをつけたまましゃべるので何を言っているかわからない(笑)が、とにかく下を指さし叫ぶ。
でっかいナマズ発見!!
武器片手に必死で追いかける。
岩のすき間に逃げ込まれ、狙いをさだめて「エイ!」
はじき返される(>_<)
今度は届かないところに逃げ込まれてしまったようだ・・・トホホ
あきらめずに探し回るが・・奥深くに逃げ込んでしまい暗くて見えない。
仕方なく違う獲物を追い求め、彷徨う。寒くなったので釣りもする。
あいにく空は薄暗く、雨がシトシト降ったり止んだりの繰り返し。
それでもたまに顔を出す太陽。雲の切れ間から光がさすのと同時に虹を発見。
いつの間にか日が暮れ始めるのが早くなったように感じる・・・
しぶとい3人組を残し、他のみんなは遊び疲れてテントへ戻っていった。
海佑・和也・玲緒の3人はぶるぶる震えながらも
もう少し、もう少しと獲物を追い求める。
もうそろそろ帰ろうか・・・そう諦めかけた時、叫び声が!
海佑ナマズを捕らえたのだ。
が、しかし水面に上がってきた手にはナマズどころか武器さえもっていないではないか!
失敗したのか?
岩と岩の間で仕留めたナマズ。
一気に引き上げると暴れてすっぽり抜けて逃げてしまう。
もう一度刺すには息が続かなかったのだ。
さぁどうする!3人集。
「俺がとる!」「いや俺がやる」「俺がもう一本刺そうか」
「もう弱ってるんじゃない?」「いや、もう一度確認しよう」
「俺が懐中電灯照らしてやる」「横から刺そうか」
「もう一度奥まで差し込む」「俺がやる手は出すな!」
なぁ~んていいながら何度も何度も潜って確認して、相談して・・・・
奮闘する3人組がなんともかっこよく、おかしく、微笑ましい(^-^)
「とれたら4人だけで食べような」「俺等だけのもんだ」
念には念を・・・一度刺した武器をもう一度奥まで差し込み、
そして横からもう一本別のを刺し、弱ったのを確認する。
息が続く時間がどんどん短くなってきた。
何度も深呼吸をして息を吸い込むが・・・疲れているので息が続かない。
寒さと疲れで消耗した体をもう一度奮い立たせ、根性で粘る。
「とったどぉ~」
ナマズと3人組の死闘劇は、根性で3人組の勝利となった。
チームワーク抜群?の3人の顔には笑みがこぼれる。
誇らしげな顔して仕留めたナマズと並んでハイチーズ。
何も捕れなかった~と言いながらも顔は嘘をつけない。
にやけた顔が怪しい・・・(^_^;)
すぐにばれてみんな「見せて見せて~と大騒ぎ」
このナマズがおいしい蒲焼きになったことは言うまでもない。
炭火のいい香りとぷりっぷりの肉厚な身。
蒲焼きも・白焼き(スダチ醤油かけ)もご馳走様でした♪
↓ナマズの腹から出てきた ↓高知の刃物は天下一品!
↓へい!大将。 ↓白焼きスダチ醤油 ↓蒲焼き
お腹いっぱいになった子どもたちは、
クタクタになってテントで、そしてイスで眠りこけたのでした。
つづく
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