« 発表会開催!『第十堰水辺の教室2007』 | トップページ | 春です! »

2008-03-06

~自然と人をつなぐ場所 吉野川河口干潟~

【吉野川SPEAKER第2弾】karaoke
~自然と人をつなぐ場所 吉野川河口干潟~
 ゲストスピーカー:
大久保多加代さん
          (とくしま自然観察の会・吉野川ひがたの会)
Img_0918jpgu2/23(土)、吉野川SPEAKER第2弾がYRGカフェcafeにて行われました。   
ゲストの大久保さんと干潟の付き合いは、元々お子さんに連れられて参加した観察会から始まりました。
Sany0611 大久保さんは子どもの頃、両親に貝掘りに連れてきてもらい、横の川で泳いでいた思い出を話してくださいました。今も鮮明に残っている、幼い頃の記憶の中にある幸せな時間。子どもと一緒にその幸福感を味わいたいという気持ちで、参加するようになったそうです。
「せっかく身近に自然があるんだから、遊ばないともったいない!」と観察会に参加している内に、干潟の魅力にはまってしまいました。
大久保さんが、今でも不思議に感じているのは潮の満ち引き。
どうして起こるのか原理は知っていても、やはり常に不思議。
だから、潮の満ち引きによって現れる干潟にも興味は尽きないそうです。
干潟というと、河口の広い干潟を思い浮かべますが、
大久保さんの持つイメージとしては、河口から第十堰までの間、すべてが干潟。
潮の満ち引きによって現れる部分のある範囲は干潟として捉えられるのではという意見を聞いて、なるほどと思いました。
今の日本の川では埋め立てや護岸によって干潟がほとんどなくなりましたが、吉野川にはまだ貴重な干潟が残されています。吉野川の干潟は、国際的な渡り鳥chickの飛来地として「シギ・チドリネットワーク」に登録されています。
吉野川に生息するシオマネキやチゴガニcancer、渡り鳥などの生き物や、泥んこになって遊ぶ子ども達などをスライドで紹介していただきました。
また、干潟を守る国際的な条約のラムサール条約についても説明してくださいました。
この条約の特徴は、ワイズユース(賢明な利用)flairにあるとのこと。
何でも禁止にするのではなく、経済活動も自然保護も共存させていく考え方は、漁業fishも盛んな吉野川にとってとても重要だと感じました。
また、吉野川の現実についてのお話もありました。
今吉野川では、高速道路と東環状大橋が建設されようとしています。東環状大橋はすでに橋脚が立てられ、高速道路のインターチェンジにかかる沖洲では、すでに埋め立てが進んでいますcoldsweats02
河口に広がる干潟は、特に徳島の街の中にあります。
何年か前には海亀も来たこと(!)もある干潟が自分たちの生活のすぐ側にあることを、普段当たり前のように過ごしているけれど貴重なことだと改めて気付かされました。
まずは干潟で遊んで、干潟を身近に感じるところから始めて、
現実の問題や政治のことにもちょっと感心を持ってもらえたら・・・
自然を守ることは難しいことじゃない。楽しみながら考えたらいい。
大久保さんの言葉からは、
干潟への熱い思いshineがひしひし伝わってきました。

|

« 発表会開催!『第十堰水辺の教室2007』 | トップページ | 春です! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 発表会開催!『第十堰水辺の教室2007』 | トップページ | 春です! »