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2008-04-11

吉野川こども川博士誕生!

水辺の教室2007最終回 2008/3/8sat~9sun

寝袋に毛布と大荷物で子どもたちはやってきた、来るなり「今日は徹夜するから」と宣言する子もいたりと、テンションはいつもより高めであった。はじめは、宿題の発表から、今年、何がいちばん楽しかったのか?印象に残っているのか?という質問に、キャンプ・鮎喰川・カヌーという答えがやはり多かったが、神宮入江川・飯尾川が印象に残っている、こんなに汚い川が吉野川に混じっているのはショックだったという声もあり、遊びだけではない環境学習的な効果もあったかとうれしかった。
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今年はあまり知識を教えるのではなく子どもたちにそのままをできるだけ感じてもらおうという方針で進めてきた。それぞれが感じたものを、それぞれの自分の言葉で発表してもらい、みんなで共有していくということを大切にしてきた。キャンプの時も五感で感じたもの、見たもの、聞こえたもの、味、におい、皮膚感覚、さわったものを発表してもらった。そして感じたものを絵に表現してもらうこともたくさん行ってきた。

今年、参加した子どもたちは、感じる楽しさ、表現する楽しさをたくさん味わったのではないかと思う。
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今年は青のり漁の体験ができず、第十堰をフィールドとした学習を2回行った。そして今回の午後が3回目の第十堰となった。

テーマは「写真を撮る」。第十堰をフィールドに、それぞれが思い思いの写真を撮るというもの。
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私は第十堰の南岸からテトラポットの上をどんどん進んでいく、けんご・よし・こうちゃん・そっさんに同行した。この4人はキャンプの時に同じ班で、テントの中が、獲りに行った手長エビの匂いでとても臭かったのが、とても印象にのこっているとのことで、自分たちのことを「チームえびす」と呼んでいた。テトラポットの上に作られた漁師さんの風除けの壁のついた釣り用の縁台が、秘密基地のようで気になっていたようだ。
 お堰の家近くの波止先まで来て、帰ろうかと思っていたとき、堰の上にから、声は聞こえないが、何だか呼んでいるようなテレパシーを感じ、第十堰の北岸に行くと、菜の花畑がきれいなのでということで、集合写真を撮ることになった。帰り道、花輪をつくったり、ホトケノザを吹いたりした。この日、第十堰を往復し5キロ近く歩いた。
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帰ってきてからエビ網づくりをおこなった。まずは竹をとりにいく、背丈くらいの長さがよいとアドバイスしても、長いのをつくろうとする。伸び盛りなので、長くてもいいのかもしれない。

夕食前、少し暗くなってきたお堰の家の前庭に机を出して、カセットコンロで、ツクシと西洋からし菜をゆでて食べた。ツクシの味付けは醤油だけのシンプルなものにした。

夕食後、オッチャンの夜話、第十堰付近の川原が砂利の採掘によって変わっていく様子の航空写真やテトラポットが敷設される前の、川原に埋まった昔の第十堰の写真を見せていただいた。今の風景とかなり違うので驚いた。そしてオッチャンが子どものころに、泳いだり、カンドリ船で遊んだりした話を聞いた。一世代で、風景が大きく変わってしまったことがよくわかった。また、人力で松杭を打っている昔の修復工事の写真などをみせていただいた。石と松杭で作られているというのがよくわかった。

この後、一年を写真で振り返るスライドを見た。けっこういろいろやったんだなとしみじみ思った。

早くから寝てしまう子もいたが、カードゲームを持ち込んでうつ伏せのまま輪になって、懐中電灯の明かりで、遅くまで遊んでいた子もいた。

2日目、午後から発表をすることを前提に、川の絵を描いてもらった。テーマは吉野川を知らない人に吉野川を紹介するというもの。1まいの大きな絵を共同で描いてもらうことを計画していたが、どんなふうに描きたいか、子どもたちにたずねたら、グループでやりたいという意見がでた。時間に余裕があったこともあり、司会のスーザンが丁寧に、子どもたちのどうやってやりたいのかを聞いていった。子どもたちの中からは、すぐに多数決できめようという意見もでたが、多数決にしないで話し合いで方向を決めたことはよかった。

 床にロールの模造紙をひろげ、河口から第十堰、そして神宮入江川、飯尾川、鮎喰川とおおよその場所を決めて、自由に描いてもらった。すぐに集中力が切れてしまった子もいたが、熱心に細部まで描き込む子もいた。

 

 完成した絵を壁に貼って、一人づつ、なぜこの絵を描いたのか?この絵で何を伝えたいのか?をみんなに話してもらった。そしてひとりひとりに「どんな未来の吉野川をどうしたいかということ」を書いてもらった。スーザンチェックは簡単にパスする子どもたちであったが、オッチャンは子どもそれぞれに、書いてきたことに質問をして、それぞれに考えさせていた。

 

 午後、おかあさん、おとうさんがやってきて、いよいよ発表会となった。はじめに一年12回を振り返るスライドを見て、そこに映し出されるシーンがどういう場面なのか、マキロンの質問に子どもたちは元気に答えた。その後、壁に貼り出した大きな絵に何を描いたが?どうして描いたかを話してもらった。スーザンの司会のもと、声の小さな子には、寄り添うように、声の大きな子にはのびのびと、それぞれがそれぞれの個性のもとに発表した。打ち合わせにはなかったのだが、スーザンは突然、スタッフを指名して発表させた。続いて「未来の吉野川について」の発表でもスタッフが全員、子どもたちに混じって発表した。スタッフはみな、吉野川に熱い思い入れがあるので、真剣に子どもたちと子どもたちの父母に自分の考えを話す姿は新鮮だった。

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スタッフ同士でも、自分の考えを真剣に話すことは、なかなかないので、それぞれの考えが聞けて、また人に話すことで、自分の中にあるもやもやと思っていることがはっきりしてきたので、とてもよかった。
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そして、日頃、普通に子どもたちに発表させているが、いざ、自分が発表する立場になり、発表するとは、なかなか大変なことをしいているのだということがわかった。

 子どもたちは、川を汚さないように、ゴミを捨てないとか、節水するとか、自分でもできる、自分の目線での取り組みををいってくれたのでうれしかった。
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 発表の後は、卒業式。子どもたちは卒業証書をもらう。そして昨日、写した写真をスクリーンに投影し、その写真にコメントをもらった。みんないい顔をしていた。また、暖かくなったら川に遊びにいってほしいと願う。
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byなかむぅ

daijyuzeki photo

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