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2008-07-28

恐るべし河童s

河童sスクールin鮎喰川キャンプ

/19(土)~21(月)、徳島県神山町を流れる鮎喰川で2泊3日のキャンプが行われた。目的はとにかく遊ぶこと。飛び込み、カヌー、釣り、銛で魚を獲るなど、やりたいことをとことんやる。子どもたちは楽しそうに、それぞれのペースで遊んでいた。私はスタッフとして参加していが、見守るというよりは、子どもと一緒に遊んでいた。でももしかしたら、子どもたち以上に楽しんでいたかもしれない。 


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鮎喰川は透明度も高く、潜ればたくさんの生き物に出会うことができた。私の身近な川には、あまり生き物がいないように感じる。いや、むしろ川と遊ぶということがあまりない。生き物はいるのだろうけど、川に潜ることがない。それに比べて、鮎喰川は人と川(自然)がとても身近にある。だから、子どもたちは楽しそうに、朝から夕方までずっと遊んでいた。私も一緒になってはしゃいでいた。


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 驚きその1:体力
 

2泊3日のキャンプは楽しかったのと同時に、驚きの連続だった。まず、子どもたちの遊びに対する情熱は物凄い。疲れるまで遊び、疲れたら寝る。単純なことだが私にはもうできない。早い子どもは朝5時くらいから起きて、川で遊んでいるし、スタッフを叩き起こしている。勘弁してくれ…と思うことも多々あった(笑い)。私も無限の体力が欲しい!

驚きその2:さすが河童s 

子どもたちの泳ぎの上手さには敵わない。川底の岩やテトラポットにしがみつき、魚やえびを捕まえてくる子どもたち。まさに河童である!特に中学生軍団は凄かった。朝から夕方までずっと潜り、魚を捕まえていた。ある男子中学生(中1)は2泊3日のキャンプで20匹以上魚を捕まえていた。ちなみに私はえびくらいしか捕まえられなかった。

私の友人(同大学)はキャンプスタッフなのに泳げない。今回のキャンプで彼女は泳げるようになるという目標を持っていた。ある程度泳げるようになったので?ライフジャケットを脱ぎ、素潜りをしてみることになったのだが、見事に溺れた。それを助けたのが、あの20匹以上魚を捕まえた中学生である。彼女にとって彼は「命の恩河童」である。助けてくれてありがとう。私からもお礼申し上げます。

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↑でかいなまずぅ~               ↑特大うなぎ(80㎝)
                          
&なまず 恐るべし!

                        

2008_0721in0153 河童sにはボス的存在がいる。それがスーザンである。今年は坊主になり、見た目は海坊主。知り合いでなければ絶対に話しかけないような風格。でもとても優しいお兄さんで、子どもたちから慕われている。そんなスーザンが夜の川に潜り、なんとなんと、ウナギを獲ってきたのである!みんなが「スーザンすげー!!」と歓声を上げた。私たち京都精華大学の学生は、「やつは只者じゃない」とつぶやいた。まさかウナギがいるとは思っていなかたので、これには驚いた。さすが河童sの親分。

↑怪しい修行僧のような河童s親分

2泊3日はあっという間に過ぎ去り、日焼けと蚊に刺された痕がやたらと残った。それと大切なことが残った。それは、昔は川と人の付き合い方がもっと豊だったのだろうということである。いつの間にか川は見るものになり、そこにいる生き物に目を向けることが少なくなった。いつの間にか川が遠いところに行ってしまった。いや、川が離れたのでなく人間の方から離れたのだろう。私は2泊3日のキャンプで、このキャンプを行う意味を考えていた。遊びの中に大切なことがたくさん詰まっていた。楽しくてそして考えさせられるキャンプだった。そして徳島にはまた会いたいと思える人たちや自然がある。これがあるから私はまた徳島に行くだろう。人と川(自然)、人と人をつなげるのは意外と簡単かもしれない。ただ一緒に遊べばいいのだ。

byこうへい

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バンザーイ!!       釣りにも欠かさず水中めがね&シュノーケル
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チーちゃん・ようすけママの手作りぷりん         疲れたら寝る
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             あなたはもう魚です!
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「はじめましてニゴイです。刺されました(涙)」

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「こんにちはニゴイです。頭だけなってしまいました。」
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            「やっぱりニゴイです。人気者です?」
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日焼けひりひり~       うまいに決まってる      蒲焼き職人
2008_0721in0156←日焼け後のパックは欠かさずに・・・おばかなスタッフ
 

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コメント

こらこらこら~、修行僧とはなんや~。

投稿: スーザン | 2008-07-30 10時47分

でっかいナマズを手にしてるのは、ハタじゃないですか!
私の知っているハタは、もっと小柄で・・・
時の流れと川の流れに付いていけてないわぁ~

投稿: おーちゃん | 2008-07-31 00時03分

コメント投稿一ヶ月以上が過ぎた今頃ですが・・・
今(8月23日)はキャンプの最中なんだろうなあ、いきたーい

最近、カッパーズ鮎喰川のこと思い出すとどうしようもないほどキャンプしたくなります。
徳島に気持ちがドップリです。( ^○^)

7月19~21日 みんな ありがとう メッチャ楽しくて 思い出すたびにスゴイパワーを感じる思い出になったよ!
川での出会いはスゴイ!とてもとても良い仲間と出会えたっ!

助けてくれてありがとう。溺れてることに気づいてくれてありがとう。
(生死を感じた川だったけれど、こんな経験も含めて川が大好き!川での遊びはたえない。子どもたちは川の天才だ!)
スタッフだったのに皆さんに心配かけてしまってご迷惑をおかけしました。スミマセンでした。

鮎喰川から見た空が広かったことに感激★感動しました。
青い空が大きくて、星空が広がっていて夜眠るのがもったいないくらいに、満喫したい空だ~~~~!

朝になったらみんな起きてくる。
キャンプ中の朝は「おはよう」が元気よく飛び交って気持ちが良い!!!
みんな元気だ。川も元気だ。
そして楽しい一日が始まる。

大学生スタッフの一人と私は21日の朝帰った。
その時間には既に子どもたちもスタッフもみんな起きていて、見送ってくれた。
その時の嬉しかったこと嬉しかったこと残りたかったこと。

  みんな~!ありがとう

投稿: ばく | 2008-08-23 20時01分

スーザン、清潔感がない・・・(--;

あーもう3年くらい吉野川に行ってないのか。

知らない人もいると思いますが、3年位前までたまーにお邪魔していた、ぶらぶらと申します。

来年はたぶん行きます。きっと。おそらく。

投稿: ぶらぶら | 2008-08-26 12時40分

修行僧にみなさま釘付けの様子
コメントだけしてないで、早く吉野川にお帰りなさい!!
待ってるよ

投稿: makiron | 2008-09-12 19時13分

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