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2009-01-30

吉野川の青のりは日本一!

2008.12.20 sat sun第9回水辺「すじ青のりってなぁに?」

 ~青のり漁を体験して食べてみよう!~

汽水域
吉野川の第十堰より下流は生き物の恵み豊かな広大な汽水域。
ウナギ・シジミ・ハマグリ・アサリ・アユ・サツキマス・キビレ・チゴガニ・シオマネキ・トビハゼ・サギ・渡り鳥などなど・・・たくさんの生き物が恩恵を受けている。スジアオノリもそのひとつだ。

スジアオノリ
030 お好み焼きやたこ焼きにふりかける青海苔の原料。

でも実際の含有率は1割程度。

香りが強すぎるためだ。
吉野川産のスジアオノリは全国流通量の6割を占める。

さる有名な四万十川は品質・量ともに足元にも及ばない。

川漁師・矢田さんshine
006 長い髪を後ろでまとめたヘアスタイル。
首は太く、がっしりしている。
子供の腰くらいはありそうな二の腕punch
日に焼けた黒い顔。
野武士のような精悍な顔立ちだ。

一見して恐ろしげな風貌とは裏腹に、愛嬌ある笑顔happy02で冗談を飛ばす。どこか面白おかしいその話しぶりは子供たちに大人気heart04である。
夏はシジミ漁、冬はスジアオノリで生計を立てている。

数ある吉野川のスジアオノリ漁師の中でも、一番品質のよいスジアオノリを生産しているshine

矢田さんの養殖場 ※カメラを忘れて写真なしcrying
10cmくらいの目合いで縦横に編んだ10m以上の長い網を海中に沈め、スジアオノリの種を育てる。沈める深さは潮の満ち干を計算に入れる。種付けをした網は一日のうちいくらかは水面に顔を出すような厳しい環境でわざと鍛え上げる。それがハングリーpunchさを引き出し、養殖場へ移動したときに爆発的な成長を見せるらしい。

養殖場は毎年、漁師同士がくじ引きで場所取りをする。条件のいい場所はみんな知っているが、誰にも教えずに密かに狙っている。

養殖場は川の上。舟で近づき、網をじわじわ引き寄せて収穫する。手足が痺れるように冷たい真冬でも、朝の4時からこの作業をする。僕らは暖かい日中に、1枚だけ網を揚げた。それでも手は冷たくなってsweat01、腰が痛くなったbearing

出荷調整
1.スジアオノリを網から剥がす機械に入れる。
  網を端から巻き取っていく間に、歯車が回転し網を叩く。
  網からスジアオノリをこそげ取る。

2.洗濯機のような機械で洗う。
  黒い泡やスジエビなどが浮かんでくる。
  「洗剤入れたらよう落ちるsmile」と矢田さんが冗談を言う。

3.脱水する。
  これも洗濯機のように遠心力で水分を飛ばすsweat01

4.ほぐす。
  ウニのような、たくさんの鉄の棒が飛び出た円柱が回転し、
  スジアオノリを細かくほぐしていく。
  手を入れると指がほぐれて危険だwobbly

5.並べる。
  半畳くらいある巨大なザルのうえにスジアオノリを広げる。
  スジエビやゴミを一つ一つ、
  手作業で除いていくのは奥さんの仕事。

6.乾燥室で乾燥させる。
  一晩乾燥させると、台所用スポンジのようにパリッと硬くなる。
  ザルに揚げたスジアオノリは透き通った緑色に輝いていたshine
  さっそく一口。川で採れたスジアオノリなのに潮の味がしたflair

001_2 009 014_2
010 044_2 027_2
046 062 057
058 060 048 

008_2 ←このエビの異常発生に悩まされる

 今年の吉野川青海苔漁

 

040ランチタイム
昼ごはんにスジアオノリを使った味噌汁と粉吹き芋を食べて、その香りに驚いたhappy02



質問タイム

子供たちは当然、自分達が手伝ったスジアオノリの値段に興味がある。だが、矢田さんは笑って教えてくれなかった。値段は、物の価値を比べるのに手っ取り早い。500円のモノは100円のモノの5倍の値打ちがあることは誰でも分かる。しかし、500円のハンバーガーとポテトが、おばあちゃんが100円で作ったお饅頭に比べて5倍、優れていて貴重であるかといえばどうかな。

生き物が豊かに育まれていること。そこに自然と人が支える暮らしがあること。本当に価値あるモノはお金に換えられないものが多い。矢田さんはそういうことを伝えたかったんじゃないかな。
吉野川のスジアオノリはここにしかない。

そんな心境を意に介さず、容赦ない質問攻めがつづく。
「スジアオノリと奥さん、どっちが大事sign02

困り果てて、矢田さんcoldsweats01
「わしゃ、炊事ができんのぞ!こう言や、わかるかdeliciousflair

pen&cameraby スミス
067

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