キャンプ初体験!
第4回水辺の教室「川遊びキャンプ」
★一日目
「おはよー!!」
天気が心配だったけど、うっすら雲があるくらいで太陽が顔を出した中、水辺の教室初めての1泊2日キャンプが始まりました。そして、私にとっても初めてのキャンプ。
どんな感じになるのかな~~??
場所は吉野川第十堰の北岸でのキャンプ。お母さん・お父さん・おばあちゃんが送ってくれて、別れるのが寂しくてしがみついちゃう子。早く遊びたくてバッタを採ってはしゃぐ子。遊んだりご飯食べたり寝たり… みんな、どんな顔を見せてくれるのかなとワクワク♪
まずは、大きな荷物から持ってきたお米やぼろ布を出してきて「これどこに持って行ったらいいの~??」と自分から言い出す子、緊張しているのか荷物を置いたままボーっとしている子。荷物を置いて花飾りを作って手渡してくれる子。みんなの表情がキラキラしていて自然とこっちまで笑顔になっていました。子どもの笑顔は本当に宝物だな~とつくづく感じさせられる瞬間でした。
自分たちの背丈よりも大きなテントを建てるから手を思いっきり伸ばして大きなテントの布を広げていました。 そして、ついにテントの完成!!真っ先にテントの中に入っていく子どもたち。「私ここで寝る~!!」と場所取りが早くも始まり、飛んだり寝たり、自分たちの作った大きなお城のようなテントで満足気にはしゃいでいました。
その後、カヌー・見釣り・エビ釣り・ガサガサと、待ちに待った川遊びの時間!
着替えた後、いざ出陣!
釣り竿から自分たちで作り、えさもミミズを付けて釣りをしました。「怖いし気持ち悪いけん付けて!!」と頼んでくる子たちもいつの間にか自分たちでえさを付けるようになるくらい、夢中になっていました。
「こっちに来たら捕れるよ!!」と、捕れる場所まで連れて行ってくれる子が。すると、不思議なくらい魚がえさをつつきだして、「大きいのん釣れた!!!」とみんなが夢中に!!でも、この見釣りの目的は、魚を釣るだけじゃなく、自分たちの釣った魚を料理してから食べるというところまで。
アユカケやヨシノボリといった小さな淡水魚がいっぱいと、テナガエビも捕れて、夕食の時に食べるのをみんな楽しみに遊びました。 それぞれ夢中になっているうちに気がつくと夕食の時間に。戻る時も「まだやる~!!!」「ちょっと待ってだ~!!!」としぶしぶ。
夕食の時間。みんなが釣った魚やエビをから揚げにして食べるために、キッチンで魚をさばいていると、興味津々の子達がキッチン周りに集まってきていました。
夕食が終わると、夜のお楽しみ☆エビ捕り!!みんなヘッドランプを付けてエビ網を持って、第十堰のテトラポットの上を進んでエビがいっぱいいるところへ。暗かったので少し危険でしたが、暗い中、いるはずのエビと睨めっこしながら。岩と岩の間にライトを当てると、エビの目が赤く光って「ここにいるよ!!」と、エビが教えてくれるのでそーっと網を入れて捕る。
…とは言っても簡単には捕れず、終わってみるとスタッフのてらちゃんがビニ-ル袋にごっそりと大量に捕っていました!!さすがてらちゃん!!そして、このエビたちもから揚げや塩茹でをしてみんなのお腹の中に…。「手も食べれるけんうまい!!」や塩茹でのものは「お腹のところがおいしい!!」という感想がいっぱいでした。
そして夜の10時ころ就寝…のはずでしたが興奮冷めやらぬ様子でテントの中で寝袋を使って青虫ごっこなどをしてワイワイがやがや…。さすがに疲れたのかみんな、おやすみなさ~いzzz。
★二日目
と言う声で目を開けてみると、まだ朝の5時!
子どもたちは疲れて朝起こすのは大変だろうなぁ…。という心配はどこへやら。5時から魚釣りやガサガサをしに行きました!あるテントの班は前の晩に「5時から見釣りに行くけんな!起きてな!!」という約束で数名スタッフも5時に起きて川へ。やっぱりこどもはすごいなぁと改めて感心。
自分たちで魚を釣って食べるということがかなり嬉しかったのか、朝から前の日に釣った魚を全部から揚げにして食べてしまいました。恐るべしハングリー状態…。というわけで、朝ごはんは元気いっぱいにいただきました。
その後、川に行くと堰から流れている水がぶつかる石の塊を発見!
なんと、子どもたちで第十二堰を作っていたのです!
「ここの流れを止めてあっちに流れを作ろう!!」「そこに石をもっと積まんと崩れてくるで~!」と、男の子4~5人でまるで棟梁のように指図をする子の下で石を積んでいる部下の様な風景が!!前の日に第十一堰を作っていたらしく、その光景を見て、将来はこの子たちがいるから希望が持てる!!そんな微笑ましい気分で一緒に作りました。
そして、二日間のキャンプも終了へ。みんなで一生懸命に作ったテントもみんなでお片付け。見る見るうちにキャンプ会場が緑の原っぱに戻り、お迎えのご家族の方も続々と到着。お母さんやお父さんの顔を見ると疲れていた顔もぽっと笑顔になっていました。最後は思いっきり手を振ってバイバーイ!!
寂しいけどまた今度ね~♪
byがちゃ
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