18日河童たちが集まってきました
【河童話①】頭上のお皿が今の季節、気候カラカラに乾いてる。河童たち潤い求めてやってきた。
次から次へと子供連れの車がやってきて、親子、兄弟と手をつないで集まってきました。いよいよです。
「お兄ちゃんと離れちゃうから手つないでもらい」と優しく弟に話しかける母親がいました。この言葉は何気なく家族の間で交わされた会話で、その会話を聞いて「キャンプ始まった」と自分が思っている以上の実感をしました。
私はキャンプ地に着いてすぐに川に遊びに行く子どもたちを見ながら、皆に「楽しかった」と言ってもらえるキャンプにしたいと思いました。
お昼とって、早速川遊び!
下流では、飛び込み、突き、潜り、をしました。
飛び込みをするところにスタッフとして、ついていき様子をみていました。
飛び込みがはじめは怖そうだった子も、何度か飛び込んでいるうちに、どんどん高いところから飛び込むようになっていました。子どもたちのチャレンジ精神に感激し、子どもたちの「飛びこも~」という声に乗って飛び込もうと自分も高い所に登ってはみるものの、コワイ…。飛び込みは去年以来で、久々の高いところから見た水面は遠く下にあり、足はガタガタ奮えながらも飛び込んでいました(^○^;)。飛び込みの怖さ、スリルは3回目以降慣れてくるものです(と言ってみたり…笑☆)。
下流から帰ってきて、ドラム缶風呂に入り暖か~い。
キャンプは皆と交流して、楽しい時間を過ごせば過ごすほど、あっという間に過ぎていきました。キャンプ二日目から時間の流れが速かった(*П*)
二日目19日、飛び込んだり、鯰食べたり「うまい!」
【河童話②】河童たちの笑みは私たちスタッフの本気モードにスイッチを入れ、疲れを吹っ飛ばすのだった。
子供たちの朝は早い!
4時半起床し、外出ていると、続々とテントの中から子供たちが出てきた。
早速、川に水切りする子も居れば、会話している子供も居る。川に入って泳ぐ子も居る。
何とか天気天候大丈夫かなあ・・・と心配しつつ、大丈夫。
上流は、下流の溜まった水の濁っているのとは違い、きれいでした。そこで、カヌーで遊んだり、魚を突いたり、潜ったり、見釣りをするなど、いろいろなことをしました。
午後は下流に行き、見釣りをしました。なかなか魚がかからなかったです。この下流に居る魚は、もしかすると「ミミズが泳いでいる=噛み付いたら釣られる」ということが分かっているのだろうか、と思うほどに、魚の前に餌を近づけてもなかなか食べに来てくれず、結局捕まえられませんでした。
今日の午後の遊びも「あっ」という間です。残り30分の遊べる時間。この30分間がすごかった。「どれだけ飛び込む~?!」と驚くほどに登っては飛び込むを繰り返しました。
皆、初めても初めてでなくても、低いところからだんだん上に、高いところから飛び込んでいく、その成長振りには驚くほどでした。
高いところから飛び降りるということの怖さには、年齢は関係なくて、飛び降りれる子どもも居れば、飛び降りるのに躊躇する大人も居る。川はそんな感じ。
キャンプに来ている他のご家族の、お父さんが飛び込む様子。お父さんコールしたね(笑)。
テント場へ戻る途中、地元の散歩している二人に出会いました。そのお二人に声をかけ、二人はうれしい言葉を返してくれました。「キャンプ昨日からしてるのね。夜は花火とかしてなかったから、静かで良かったわ。17日から来てるのよね~。」などと仰っていました。地域の方に見守られているような温かい気持ちになりました。「お世話になります」川にお世話になっているだけでなく、地域の人にもお世話になっている。
キャンプの夜も大好きだ。今晩はけんちゃん指導の元、ピザも焼いたし、鯰の蒲焼もしたし、夕飯食べておなか一杯にしちゃいけないこと分かった(笑)。皆で食べる夕飯も夕飯の後のご飯も☆うまい。
今日も日記をつけました。私は今日が18日だと思っていたのです。キャンプ二日目だということも分かっていたけれど、もう二日キャンプできると思っていたのです。子供たちと初めて会ったのが、昨日のことで、なんだかものすごく早く一日が過ぎていき、とにかく笑ってはしゃいで楽しいんで子供たちと過ごしました。。
「あ~~~もう少し一緒に居たいなあ」と思う。
3日目20日、川で遊ぶ、雨よもう少し待った

【河童話③】お腹の中に川魚、お皿の上にはタップリの水、そのうえ体中潤って、再びそれぞれがそれぞれの所へ戻ってゆく。
今日はテント前の川を担当~☆
ここでの遊びは上流と下流と少し違っていました。ここでは、魚が遊び相手のようなほどに、魚が水中にいました。川の中に顔を入れたまま流れのままに流されて、水中の世界にお邪魔しました。教科書の写真ではない、自分の目で見て、体で感じて、川の流れの強さを受けた。魚がどうして長細い体をしているのか少し分かった。
追込み漁→この魚を一緒に炊いた飯、魚釣り、鯰料理、太陽熱シャワー、ドラム缶風呂などなどなど。
追込み漁で、初めてヨシノボリを捕まえました。すごく可愛い顔しているのです。「もし、ヨシノボリが『ばくー』って呼んでくれたらどんな声なんだろう(*^v^*)、と想いながらバケツの中に入れました。
その魚とご飯を一緒に炊いて「じんぞく飯」として頂きました。「うまいっ」どうしてキャンプ中のご飯はこんなにも「旨い」のか♪
釣りをして、釣り針につけた餌(ミミズ)が水中のどこにあるのか見えるほど水が綺麗なのに感激です。カワムツを釣ったときの感覚、銀色の体がキラキラしている魚が釣れたときの嬉しかったことが、体に染み付いています。
最後に、みんな着替えて落ち着いて、感想書いてもらいました。子供たちみんなが二つの隣り合ったテーブルに集まった時、ポツポツと雨が降り始めていました。キャンプ三日間に子供たちとたくさんの笑い、また、たくさんの真っ直ぐな何かをもらいました。
【河童話④】それでは、皆またね。
私(ばく)にとって、今回の河童sキャンプは二回目のスタッフ参加でした。去年参加して強く「来年も必ず行こう」と自分自身に今年のキャンプへの参加を約束するほどでした。
そのキャンプに惹かれたものは、自分に沸いてくるパワーでした。それは、大人に近づくにつれて、見失っていたモノだったりします。そのモノに気付かせてくれるのがキャンプ中の子どもたちです。
キャンプを振り返って、打ち上げ☆
魚を捕ること、食べること
魚を取る方法として、ヤスを持って魚を突く、ということと、網ですくうことや見釣りがあります。鯰を突いたとのが次のようなことをいっていました。
「魚を突くことと、見釣りやすくって魚を取ったときの感覚は違った。突いたら、突いたときに命を絶つことになる魚を、命を絶つ前の暴れる魚を手にすること、この感覚と、網や見釣りで生きている魚を捕まえる」この二つの感覚は、自分が手にして絶った命と、自分の選択しだいでまだ生きれる命、この二つの捕った感覚を体験すること経験することに何かすごく大切なことがあるのだと想いました。
捕ったものは食べる、この基本的なことがスーパーに行くと、基本ではなくなる。捕ったのは自分ではない、という事実から始まり、いつ買ってもいつ食べても良い。人はこの「いつでも、お手軽に食べ物が手に入る」感覚に慣れすぎてしまっているように思う。人間以外の動物は、おなかが空いたから獲物を狙って食べる。
スタッフ一人ひとり想っていることはたくさんあるようでした。その抱いている想いはその時は言葉に出来ないことなのかもしれないけれど、それぞれが想っていることは、共通した何かなのかもしれないです、きっと。
by ばく
by スタッフみんな
その他のキャンプ写真








