第3回水辺の教室レポート
今回のテーマはシジミ漁!
そして吉野川の川漁師の矢田さんに「じょれん」の使い方や吉野川について教えてもらいます。
早速、矢田さんの船に乗せてもらって漁場に向かいます。
まだまだ満ちていて水も多めで少し冷たかったけどこどもたちはやる気まんまん!
手の親指より小さなシジミは捕らないという注意も守ってくれてどんどん探し回っています。「はやく大きくなれよ~!!」
そうこうしているうちに、じょれんの登場です!!
じょれんとは、シジミがちょうどひっかかって砂、
小さな赤ちゃん貝は抜けるという、かっこいい道具です。
このじょれんは一度にたくさんのシジミを採ることができます。
これはすべて手作りだそうでとても丈夫な造りになっています。
最初に矢田さんに普段やっているようにじょれんを使って見せてもらいました。矢田さんの引いたじょれんの中にはたくさんのシジミやハマグリが!!!
それを見たこどもたちはおおはしゃぎ!!
一斉に「やりたい!やるー!」の嵐!
やってみてどうかな? 矢田さんが軽々やっていたようにはなかなか難しいね。引っ張っていくうちにじょれんに砂が入って溜まって重くなってしまうんです。 でも、矢田さんに手伝ってもらってじょれんをあげて砂を落としてみると・・・
シジミー!ハマグリー!なかにはカレイのこどもまで入っていたりしましたー!
じょれんを引っ張った後も入り損ねたシジミを拾う子も!
私もハマグリを偶然拾うこともできました!
うれしかったなー!
そんなこんなでわいわいシジミ採りをしていると、もうお昼です。
午後からは、お堰に移動して昼ご飯を食べました!
メニューはチャプチェと中華スープとごはん!
雨と川で冷えた体に染みたことでしょう◎
ご飯を食べ終えると矢田さんに質問!
みんな宿題で矢田さんへの質問を考えてきてもらっていました。
「矢田さんはどれくらいシジミを捕れるんですか?」
「採ろうと思ったらなんぼでも採れる!ほなけんど1日35kgに決まっとんじゃ。」
などなどたくさん質問できました。
なかにはおもしろいものがありました。
「矢田さんの好きな貝はなんですか?」
矢田さんはすぐに答えてくれました。
「バカ貝っていう貝やなぁ。」
バカ貝は台風が去った後に海岸に打ち上げられているそうで、お寿司や、酢醤油で食べるととてもおいしいそうです。
ぜひ行かねば・・・(^^)
シジミの実験もしました!
2つのびんに砂と赤い絵の具で色をつけた色水を入れます。
そして片方にシジミを何個か入れておきます。
この準備は午前中に漁場で用意しておきました。
それから5時間ほどたって見てみると・・・??
なんと何もいれていないびんの水と比べて、
シジミの入ったびんのなかの水がきれいに透明に透き通っていました!!!
こうやって吉野川をきれいにしてくれてるんだな~。
実験大成功!!\(^O^)/よかった、よかった。
最後はみんなで採ったシジミのお味噌汁をいただきました!
シジミからダシがいっぱいでて本当においしかったです!
おかわりの分がないぐらいにみんな夢中で食べました☆★
あー、うまかった。
ごちそうさま、吉野川さん。
吉野川がいつまでも矢田さんのようなかっこいい川漁師さんがいきいきと漁ができる豊かなおいしい川であってほしいなと思いました。
次回はなんといってもキャンプ!
いーっぱいあそぶぞーう!
るな
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