第6回 水辺の教室レポート
今日のテーマは「川を感じよう〜川とのつきあい方を遊んで学ぶ〜」です。
川とのつきあい方って???
難しく考えなくても、川も人もおんなじ。一番簡単なつきあい方は、一緒に遊ぶこと☆
ってことで、今日は川を遊びつくそーーー!!!
でも、ただ遊ぶだけじゃないのが水辺の教室。
まずは、川との遊び方、つまりは川の危険について学びます。
初めに、今回の宿題の回答を発表「川の危険なところはどこかな?」
「流れの速いところー」
「岩ですべるところー」
「アカエイやアカクラゲ」
などなど、なかなかわかってらっしゃる、チビ川博士たち。
でも、どこが流れが速いの?流れが速いとなぜ危険なの?
危険を回避するには?
そこんとこを、今回は学びましょう!
まずは川に遊びに行くときに調べておくこと。
川は,山から流れてきています。
なので、今遊んでいるところがいいお天気でも、上流(山の方)で大雨が降れば
増水する危険があります。
増水すると、流れが激しくなったり、流木や大きなゴミ等が流れてきたりしてとても危険です。
なので、川で遊ぶときは、遊ぶ所の天気と川の上流の天気を調べておきましょう。
また、日本の川は残念ながらほとんどがダムで水量を調整しています。なので、ダムの放流量を確認しておくのも大切です。
次に、川の構成について。
川は、流れが速く激しくなる”瀬”と、流れが遅くなり深くなる”淵”があります。
”瀬”は、主には川幅が狭く水深が浅いため流れが速くなり、足滑らせるとすぐに流されてしまいます。
そして、”瀬”からの激しい流れが岩にぶつかるところ。ここでは、カヌーや人が岩に張り付いてしまい出られなくなる危険があります。
その他にも、川岸から倒れている倒木、人工物の堰堤やダム等々、川にある”危険な所”について学びました。
そして、今日遊ぶ鮎喰川では、ここが危険だから近づかない、とか、いつもより流れが速いからライフジャケットは絶対に外さないようにという、
危険回避についても学びました。
さて、小難しい話しが終わった後は、皆お待ちかねの川遊びタイム!
先程の川の危険話しで少し怖じ気づくかと思いきや、
「じゃ、今からは川遊びです」
の合図を聞くや否や、ピューーーっと川へ飛込んで行きました。
いやはや、たくましい奴らめ。
この日の鮎喰川は、先日の大雨のお陰で川底がキレイに洗い流され、ほんと、透き通る様な綺麗な水でした。
そんな中、飛びこみ岩の方では、次々に高い岩を求め川へ飛込んでいました。
中には少し怖がっている子もいましたが、
「今日飛べんかったら、絶対後悔するわー」
といいながら、飛込もうとするも勇気でず。
そこで飛び込みが得意な子が、
「全然怖くないってー。僕が見本みしたるから、大丈夫やって!」
っと、先に飛んで景気づけ。
すると、その子も
「よっしゃーーー」
と、少しビビりながらも叫んでダイブ!
・・・
「めっちゃ、きもちいいーーーっ!!!」
っと、目をきらきらさせながら、川から頭を出しました。
その頃ターザンロープ隊は、水深が深くロープを持ち上げるのに苦戦中。
でも、ほのかが先頭をきって、
「はい、君はロープもって。君は、手を伸ばして引っ張って。」
「次は君で、順番並ぶ」
と、男子顔負けのリーダーシップを発揮。
スタッフいらずの、小さな子ども社会を形成し、楽しく遊んでいました。
他にも、カヌーで必死に瀬を遡上しようとする稚鮎もとい、稚カヌイスト達や、
ゴムボート沈没させる事に情熱を燃やす川賊達。
みんな、ほんと必死で遊んでいました。
そんな中、飛込み隊から
「はら減ったーー!!!」
という声が、すると、ちょうどのタイミングで
「ごはんできたよーーー」
と、トップかぁちゃんの声。
今日のお昼ご飯は、親子丼・てらちゃんかぼちゃの煮物・わかめと豆腐のお吸い物 です。
みんな、午前中に必死で遊んだおかげで、もりもり食べてくれました。
ご飯を食べ終わると、午後からも川遊び。
日差しもいっそう強くなり、まだまだ、秋なんて言わせないっ!
子どもたちのはしゃぐ声は、夏真っ盛りの蝉の鳴き声のよう。
川では、まだまだ夏が続くのでした。
あれよあれよいうまに時間も過ぎ、日記を書いて振り返り。
初めに話した「川の危険なところ」については、その後あんだけはしゃいだんやから、
もう忘れてるやろなー。っというスタッフの思いとは裏腹に、日記には沢山危険なところを書いてくれました。
侮るべからず、チビ川博士たち。
今回は、川の楽しみと危険を学びました。
川とのつきあい方を少しでも体感してくれたかな?
今年の川遊びはこれで最後かなー。
でも、来年も再来年も川遊びはできるから。
川の危険を知って、川と楽しくつきあいましょう♪
ぺぺ
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